先週放送の相棒17話(2016/2/24放送分)がぶっとんでいるという話を見かけたので視聴と意見をば。


話のテーマはパラレルワールドの可能性みたいな感じ。
あらすじとしては、大学のある先生が人殺しの計画を進めている状況で
・殺人を計画通り実行した世界
・計画は失敗したが別の方法で殺した世界
・殺人を断念した世界
・(ry
の各パラレルワールド上でその先生がどうなるかを描いていく形。
各世界で先生は最終的に後悔することになるんだけど、そうなると時間が巻き戻って別の世界線に移っていく流れで話が進む。
イメージとしてはエロゲで、セーブ地点までロードして別の選択肢を選んでいるような感じ。


ドラマとしては異色な進め方で、シュレディンガーの猫やパラレルワールドの話をくどいくらいに使ってくるので、「相棒がSFになった」みたいな反応が結構あるみたい。

ただ、批判が上がってるのはどうも今回の相棒である反町に対する批判のついでに上がっているような感じがする。
このことでネット上では批判の声が結構あるようなので、俺は擁護する立場で。

というのは、このような形で話が進む回は始めてではなくて相棒(season6)17話「新・Wの悲劇」でも同様の流れで話が進んでいるから。
今期は、初代相棒の亀山くんとの対比やオマージュが頻繁に入れられているので、今回の話も「新・Wの悲劇」のセルフオマージュと考えるとそこまで違和感が無いように思える。
話数も17話で同じだしね。

もっとも「新・Wの悲劇」では巻き戻りは1回しか無かったし、今回はくどいくらいに繰り返されてたのでかなり違和感はあったけれど。


ここまでセルフオマージュが繰り返されると、今後亀山くんが復活することに期待したくなってくるね。




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